うちで飼っていた愛犬は、普通の中型雑種。
最初は一般家庭と同じように外で飼っていました。
しかし年をとると共に、寒さ等がだんだんと心配になり、大雪が降るとある日に、とうとう家の中で共に過ごすことにしました。
最初は冬だけ家の中のつもりだったのですが、いつのまにか年中家の中です。
昼間は外につなぎ、散歩もたまに…
夕方から家の中でまったり過ごす毎日でした。
トイレに関しても、外に行きたくなるとクンクンと鳴きだすのであまり苦労はしませんでした。
犬自身もおだやかな顔になり、家族が帰ってくる音が聞こえるといつも嬉しそうに駆け寄ってきました。
寝るときもかならず人間のそばにいます。
寂しがりやさんだったんですね(笑)
うちの犬は、亡くなる前の日まで自分で無理をして立ち上がったり、ごはんを食べたりしていました。
もちろん年齢的にも身体に痛みはあったようです。
発作を起こしたり、足が麻痺したり…
それでも、頑張って立ち上がりご飯はしっかり食べていました。
ひょっとしたら、毎日不安で泣いてしまっていた私の為に頑張ってくれたのかもしれませんね。

高年齢になると、足が麻痺しました。
激しい運動には発作を起こし倒れたりもします。
ちなみにうちの子はよく脱走しては、時間がたつと元気よく走って帰ってきて倒れたりもしました;
毎回必死になって探しにいくとこうです;
田舎で車も人も少ないから良かったものの、車・人通りの多いところにお住まいの方はきをつけてください。
足の麻痺は、神経から。
朝方から夜にかけては何事もありませんが、夜中になると麻痺し始め、よく痛そうに鳴いていました。
初めてその声を聞いたときは、飛び起きてそばにかけよりました。
痛そうに片足を上げてキャンキャンなく愛犬に、どうしたらよいのかわからず、震えてしまったのを覚えています。
あの時、初めて全身が震えるというのを体験しました。
当時幼かった私は「死んでしまう」そう思ってしまいました。
愛犬は寝転がっては泣き叫び、すぐに立ち上がり、あたりをくるくる回り再び寝転がり、そして立ち上がる…そんなことを繰り返していました。
おそらくなんとか眠りたかったのだと思います。
それでもしだしに頭は冷静になり、あることに気づくことができました。
うちの犬は何度も同じ方向に寝転がろうとしているのです。
おそらく年齢により衰えた体は少し傾き、そちら側に体重がかかるようになっていたんだと思います。
私は急いで犬の体を支えてやりながら反対方向に寝かせてあげました。
するとどうでしょう?
あんなに痛がっていた愛犬は、安心したように息を整えていました。
疲れていた愛犬はすぐに熟睡。
私もその日は隣でねました。
その後も何度か同じようなことがありましたが、同じように対応してあげると落ち着いて眠りました。
衰えた体は、突然発作や麻痺を起こすようになります。
そんなときはそばで支えてあげるのが一番ですね。
そばで支えてあげるだけでも、安心して気持ちを落ち着かせることができるようです。
私は毎日夜中に愛犬の声で起きていたので寝不足で最悪な状況でした。
愛犬の声にも気づかず寝てしまうこと、聞こえても行かなくちゃと思いつつ寝てしまうこともありました。
家族全員で、交代で看病してあげることが大切だと思います。

少しの距離でも外へ連れ出してあげることが大切です。
うちの犬は、少しでも外を歩くことを喜びました。
しっぽを振って一緒に散歩し、短い距離をゆっくりと歩く。
気持ち的にも元気になります。
ご飯を上げるさいは、立たせたままあげました。
寝た状態で食べることを覚えてはいけないと思いました。
立てるときはできるだけ立って食べさせてあげました。
もちろん、体は少しだけ支えてあげます。
傾いてゆく体をほんのちょっと支えてあげるだけで、次の日からはあまり傾かなくなったりします。
無理だけはさせては駄目ですがね。
どうしてもつらそうなときや、痛がるときは、愛犬にとって一番楽な姿勢で食事をとらさせてあげました。

短い距離でも散歩ができなくなるときがきます。
立ち上がることはなんとかできても、やはりつらいのでしょう。
痛がりはしませんが、立つのが大変なようです。
そして、次第に立つことも困難になってしまいます。
寝たきりの状態ですね。
寝たきりになり始めたら、必ずやらなければならないことがあります。
床ずれを気にすることです。
これは人間にもいえます。
同じ方向にばかり寝ていると、そこは床ずれを起こし炎症します。
そんな床ずれなどつくらないように、寝る方向は気にしないといけません。
寝たきりになったら、天気の良い日は必ず日光よくをさせてあげました。
母と愛犬をブルーシートのようなものにのせて、二人で外にはこびます。
それだけで、しっぽを振って喜んでいました。
風が気持ちよかったのでしょうね。
うちの犬は、最後の日、ぽかぽかのお日様の下で日光浴をしました。
そのときには顔も上げられませんでしたが、とても嬉しそうにしっぽだけはブンブン振っていたのを覚えています。
そして、その日の夜に、家族全員に看取られ、静かに息を引き取りました。

愛する家族です。
苦しめないためにも、できる限りのことはしてあげたい。
可愛いだけでは一緒に暮らしていけません。
動物を飼っている人にはわかるはずです。
どれほど、動物に癒されて毎日を過ごしているかが。
私たちに癒しを与えてくれる動物たちに、感謝の気持ちをこめて愛情をこめた看護が大切ですね。

2007.06.01 Fri l 名称未設定_2 l COM(0) TB(0) l top ▲
我が家には犬が一匹、親猫1匹が子猫が5匹いました。
犬も猫も彷徨っているところを連れてきました。
子猫は、うちにきてから生まれたかけがえのない家族です。
子猫のうち2匹は信頼できる友人の家族になりました。
今でも元気にしています。
しかしうちで飼っていた子猫のうち1匹は交通事故にあって亡くなりました。
わずか1年ほどで生涯を閉じてしまいました。
毛が短く、名前を呼ぶとかならず返事をする、きょうだいの中で一番おとなしい女の子でした。
そして今年、親猫が火災によりなくなりました。
とても頭のいい、気品あふれる黒猫でした。
子供を守る、素敵な母猫でした。
犬も子猫たちが生まれてすぐに寿命を迎えました。
満月のとても綺麗な夜でした。
16年…長いようで短かった16年でした。
現在我が家にいるのは2匹です。
すっかり大きくなり、4年目を迎えようとしています。

私はどの子にも沢山救われてきました。
どんな時でもそばにいてくれたこの子達はかけがえのない家族です。
それと同時に、もっと幸せにしてあげたかったと悔いもあります。
守ってあげたかったと後悔します。
だから私は、今いる2匹にありったけの愛情を注いで行きます。
そして、私をいつでも支えてくれる動物に感謝をこめて恩返しをしたい。
そのために私は活動をします。
少しでも早く、悲しい生涯を閉じる動物がいなくなることを願って…。

多くの人たちが、動物たちの現状を知り、協力してくださることを願っています。
2007.06.01 Fri l 名称未設定_2 l COM(15) TB(0) l top ▲